手帳が好きでバレットジャーナルという箇条書きする手法を使っていた。タスクが生まれたら書き出して完了すればチェックするto do listの役割も兼ねていた。
なんだかおかしいなと思いつつも、調子が良い日もあったりで気にも止めていなかったけれど繰り越すタスクが目立ち始めた。やらなくてもいいけどやっておきたいことから始まり、やらなくてはならないことまで書いても書いても完了しない。そしてとても時間がかかる。
仕事では無意識にスイッチがオンになっていたし、人の目があるのでできている。しかしプライベートはまるでダメ人間になっていた。『今日こそ皿洗いをする!』みたいなのがいくつも書かれている。書いても行動できない自分が嫌で手帳を開かない日も多くなった。
うつと診断されてから
どうしてもどうしてもしなければならないことは1日1つだけ頑張るようにした。
娘の学校の書類の提出などは期限にゆとりを持って1日1つのスケジュールに入れ込んだ。今日は何もできなくてもこれだけはやっておく。ハードルを低く、低くした。家事は家族にアウトソーシングしてお願いした。仕事に行けたら100点。もう一つ仕事以外のタスクをやったら120点だ。
あとは休む。とにかく休む。眠くなったら寝る、眠れなかったら好きなことだけをする。このわたしの蟹座のB型マインドが回復の手助けをしてくれてる気がする。
回復傾向の今
そしてわたしはまた手帳に書き出すことを始めた。
今までと違うのはただ頭の中を書き出すだけ。したいこと、欲しいもの、嬉しかったこと、悲しかったこと、書ける時に書くだけ。to do listは完了することを目的としない。元気な時にその中から選んで行動する準備の役割。
調子の悪い日は『眠い』『体が痛い』『しんどい』『つらい』の文字が、元気な日はnoteに書きたいことや、推しへの気持ち、これからのことなど明るい文字が並ぶ。これが振り返った時に体調の記録にもなっている。