バレットジャーナルって知っていますか?アメリカ発の箇条書きノート術の一つ。タスク管理はもちろん、アイデアやメモ、スケジュールなどすべて【Key】と呼ばれる記号を使って1冊のノートに記入していく手法です。
関連書籍、Marieさんの『「箇条書き手帳」でうまくいくはじめてのバレットジャーナル』を購入し「バレットジャーナルをはじめてみたい!」と思いつつも、なかなか踏ん切りがつかず。まずは手元にあるほぼ日手帳にバレットジャーナルの要素を取り入れて運用してみることにしました。
ほぼ日手帳にバレットジャーナルを取り入れる
わたしの今年のほぼ日手帳は、かなりバレットジャーナルを意識した使い方です。ここからはどんな風にほぼ日手帳にバレットジャーナルを取り入れているかを紹介します。
デイリーページをデイリーログ風に
まず【key】を取り入れてみました。バレットジャーナルには多くの【key】があります。その中から自分に合ったものを選んでいきます。慣れないうちからたくさんの【key】を使いこなすのは大変なので、わたしはシンプルに4つのキーを使ってタスク管理をしていくことにしました。
- □タスク
- ■完了したら色を塗る
- →繰越したタスク
- ×キャンセルしたタスク
これをほぼ日手帳デイリーページの左側に書いています。右側には通常通り日々のことやアイデア・メモなど自由に。
バレットジャーナルはデイリーページではなく【デイリーログ】と表現しています。ページではない理由は、”1日に数行しか書かない日もあれば数ページ書く日もあって、それは予測できるものではないから”という考えです。ここはほぼ日手帳の概念と大きく違ったところではありますが、デイリーページを【デイリーログ】という括りで使うことはできそうです。
ハビットトラッカーを取り入れる
ほぼ日手帳の最初の部分には年間を俯瞰してみることができるページがあります。この形式を使って【ハビットトラッカー】を作成してみました。ハビットトラッカーは直訳すると習慣追跡。習慣にしたいことをリスト化し、記録することで達成度を俯瞰してみることができます。
バレットジャーナルを誤解するところだった
バレットジャーナルを手帳術として取り入れている愛好家の方たちのノートを見ると、洗練見やすく整ったフォーマット、センスあるカリグラフィーやイラストで彩られていて、ほぼ日手帳でさえ空白ページがあるわたしにはフォーマットを書くなんて絶対無理だと諦めていました。しかし、この著書を読んでバレットジャーナル自体、実はシンプルな仕組みなんだと気付いたことは大きな収穫でした。
SNSで見るのは発展型のバレットジャーナル。(わたしはプロ手帳と呼んだりしています。)話題の手帳術の一つではあるものの、しっかり自分で運用出来なければ意味がありません。
バレットジャーナル=ロイヒトトゥルム?
そしてバレットジャーナルはあのロイヒトトゥルム1917のノートを使うのが当たり前なの?と思っている人はわたしだけではないと思います。確かに、ロイヒトトゥルムはページにナンバリングがされていて、目次がついていることからバレットジャーナル向きだと言われています。ただ、バレットジャーナルはどんなノートでも大丈夫です。高級ノートに尻込みしていまうよりも、持っているノートで始めちゃいましょう!
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