先日、我が家の押入れ全出しを決行しました。
押入れ全出しとはその名の通り、押入れの中のモノを全て出すことです。
確かに面倒な作業ですが、モノを減らす、モノの定位置を見直すことは快適な暮らしに大切なことと改めて感じたので記事にまとめたいと思います。

全出しの前にしていた習慣
今回の押入れ全出しは2時間程で終了しました。
短い時間で終わったのは、日頃の習慣のおかげです。
引き出し単位でモノを減らす
普段から「今日はここの引き出しの中!」と決めて少しずつ整理することを心がけていました。一巡してもまた同じ引き出しの中…と整理収納は終わりがありません。
ただ、この習慣で以下のようなことが明確になります。
- 不要なものはないか
- どこに何が入っているか
- 取り出しやすい位置であるか
押入れと収納用品のサイズを知っておく
我が家の押入れは昔ながらの上中下の3段タイプの収納です。
まずこの押入れのサイズをあらかじめ知っておくと全出し作業はもちろん、収納用品を買い足す時にも時短になります。
Evernoteに記録しておく
わたしはEvernoteに『サイズ』というノートを作成していて、あらゆるモノのサイズを記録しています。わかりにくいものはイラストを書いたものを写真に撮って保存。
こうすることで収納用品や大きめのモノを購入する際、外出先で自宅の収納に収まるかどうかサイズを知ることができ便利です。
全出しが効果的な理由
わたしも面倒な気持ちが勝ってしまいそんな風に思うこともあります。けれど、今回全出ししてみて分かったことがありました。
0の状態から収納を作る気持ち良さ
空になった押入れを見ることで、小分けの整理では感じられないスッキリした気持ちになりました。
- きれいに収めたい
- スッキリした状態を保ちたい
- 使いやすく工夫したい
0から整理収納を考えることは、暮らしの快適さだけにとどまらず、気持ちの整理(リセット)も感じられます。
全出ししたから気づく不要なもの
あらかじめ不要なモノを取り除いているはずでしたが、空になった押入れに戻していく時に、戻す必要ないと思うモノが出てきました。
モノがある状態のところにモノを戻すのは「少しくらい紛れてもいいや」という甘えが必要と不要の判断を緩めてしまっているのかもしれません。「なんとなく」必要だと思っていたものが、実は不要だったことが浮き彫りになります。
再び収納するときに気をつけたこと
今回の押入れ全出し作業で、再度収納し直すときに気をつけたことがあります。
シーズンオフのモノを上段に収納しない
これまではシーズンオフのモノは全て上段(天袋)に収納していました。
上段は踏み台がないと取り出せず、寝具や衣類などまとめたモノは大きく出し入れに苦労していました。
半年以上使わないモノですが、思い切って下段と使用頻度の低い右側の中段を使うことにしました。こうすることで季節の変わり目の微妙な時期に少しずつ入れ替えを気軽にすることが出来るようになりそうです。
MAX時の収納に合わせる
例えば冬の間は冬布団を出した状態で夏布団を収納していますよね?
体積的には冬布団の方が大きいので、夏布団を収納した時は収納にゆとりが生まれます。だからといって、そこに何かを収納すると冬布団を収納する際に入らなくなります。
- 一番大きい体積のモノに合わせた収納を考える
- 入れ替え時にスペースが生まれても何も入れない
この2つを守るだけで何度も収納を考える必要がなくなります。
まとめ
- 事前に小分けに整理収納を進めておく
- 事前にサイズを知っておく
- 不要なモノがないか再度確認する
- 取り出しやすい位置に収納する
- 体積の大きいモノを基準に収納を決める
引っ越し以来一度も押入れの収納を見直していない人は全出しを考えてみてはいかがでしょうか?
以上、mineでした!